内容説明
じつはぼく、ダンボールで宇宙船をつくることにしたんだ。おもちゃじゃない、ほんものの宇宙船だよ。でも、ひみつだからね。これにのって、こっそり地球からぬけだし、うるさい弟と永久におさらばするつもりなんだ。
著者等紹介
アッシュ,フランク[アッシュ,フランク][Asch,Frank]
アメリカのニュージャージー州に生まれそだつ。アメリカの大学クーパーユニオンに進み、美術を専攻した
白井澄子[シライスミコ]
青山学院大学文学部卒業。ブリティッシュ・コロンビア大学ライブラリー・スクール修士課程修了。現在、白百合女子大学児童文化学科教授
矢島眞澄[ヤジママスミ]
1952年東京都生まれ。広告代理店を経て、イラストレーターになる。テレビCM、ポスター、雑誌などのイラストレーションを製作するかたわら、児童書のさし絵、創作絵本を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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はなびや
3
ダンボールで宇宙へという突拍子もない発想だけど、弟にあれこれ束縛されることから銃がほしいというのはわかる気がする。アリを大きくしてしまうとか、人間のコピーをたくさん作ってしまうとか、できるものは途方もなく、本当かな?って思える。中学年で、工作好きな子によいのでは。2022/03/14
絵具巻
1
文京区立根津図書館で借りました。2018/05/19
さとくん
0
小1の息子、大はまり。読んだ後から、ダンボールない?と制作意欲満タン。子どもの想像力ははてしないものですね。続編ないのかな・・・2017/11/03
ひの
0
何と浅はかな。。。さすが子供向け、と思ったら、少しずつ思いつき次第に頭を働かせてあの手この手、、、弟がうっとーしー!!という姿は私が我が子をうっとーしー!!という姿に凄く重なって読んでいてイライラした。それにしてもすごい。廃材利用で何でもやってしまうというところも面白い。中学年向けの部類だろうなぁ。2015/11/21
kiti
0
想像力を刺激する。ダンボールで宇宙船を作ったり、ヘルメットで宇宙服を作ったり、なんだか楽しそう。最初は弟が嫌いで、弟のいない世界に行くために宇宙船を作ったのに、最終的には少し仲良くなってる。けんかするほど仲が良いってことなのかな。息子は読み終わってすぐに「続編は?」と言ってネット検索してた。続き読みたい!2015/01/10