内容説明
最愛の人、東由多加氏との約束。―二人で生まれてくる子どもに絵本を残そう。6年後におじいさんと会う話、タイトルは『月へのぼったケンタロウくん』。約束を果たすことなく、東氏は逝ってしまった。作家・柳美里が喪失と希望の狭間で揺れながら、結実させた約束の書。
著者等紹介
柳美里[ユウミリ]
1968年生まれ。「東京キッドブラザース」を経て、88年演劇集団「青春五月党」を結成。93年、『魚の祭』で岸田國士戯曲賞、97年、『家族シネマ』で芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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