内容説明
理想にもえる小学校の先生アン。いたずらな少年たちに手をやいたり、変わりものの隣人達との交際など、アンの青春の日々の姿を描く。小学校上級~。
著者等紹介
モンゴメリ,ルーシー・モード[モンゴメリ,ルーシーモード][Montgomery,Lucy Maud]
1874年、カナダのプリンス・エドワード島で生まれる。教師や、新聞記者を経験した後、1908年、『赤毛のアン』が出版されるや、大反響を受ける。以後、次々と出版、一躍人気作家になる。1942年、死去
村岡花子[ムラオカハナコ]
翻訳家、児童文学者。1893年、山梨県に生まれる。東洋英和女学校卒業。数々の翻訳、童話集、随筆集がある。1968年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
苺
14
だんだんおもしろくなってきました(o^^o)ラベンダーさんの描写がとても素敵で現実で見てみたいと思いました。ギルバートとアンがいい感じになってきてニヤニヤしてしまいます(◍•ᴗ•◍)でもまだギルバート不憫だなぁと思います笑2014/10/30
jamko
12
今回を機に実は読んでなかったアンの続編を制覇しようと思います。まずは2冊目。グリーンゲイブルズの母校で教師を始めることになった17歳のアン。やっぱり少女期と比べると口数も人並みになって落ち着いた印象だけど、冒頭早々に気難しい隣人に「にんじん頭」と罵られ激怒し「お前のハゲよりマシ」(意訳)と返しちゃうあたりやっぱりアン笑。先生の仕事のほか村の改善会をつくったりマリラの遠縁の双子を引き取ったりで大忙し。ミスラベンダーとアービング氏の中年ロマンスが素敵!2018/09/29
ぴんくももんが
6
もしもマリラやマシュウと出会えてなかったら、アンにはこういう「普通の若者」としての青春がなく、空想で気を紛らわせるしかない、子守りや家事ばかりの10代が待っていたかもしれない。そう思うと、人との縁って大事だなと思う。2022/06/26
けろっぷ
2
アンがどんどん成長していく姿がリアル。みんながちゃんと幸せになって、よかった。ギルバートやダイアナとの関係もすごく好きです。2011/12/19
モンティ
1
だんだんアンの良さがわかってきて、読むスピードもアップしてきたような…でも時代小説ほどではないかもです。アンの考え方や暮らしを楽しむやり方は同感だし、やってみたいことが沢山。とても豊かな自然に囲まれて、仲の良い友達や、優しい家族に囲まれて大きく成長していっている。次が楽しみだ。2024/02/21