日本語へんてこてん―古典でわかる!日本語のモンダイ

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784591098585
  • NDC分類 810.4
  • Cコード C0081

内容説明

日本語って、ずーっと昔からヘンだった。あの芭蕉だって「すげっ」なんて言ってたりします。いまどきの若者コトバは、突然変異ではない―日本語の奥深さと面白さを集中講義。

目次

第1章 人気語の意味は増幅する(やばい/いみじ/ゆかし―人気語の意味インフレと無意味化;こわっ/きもっ/あらたうと―形容詞省略用法 ほか)
第2章 日本は副詞国家だ(なかなか―簡潔化・単純化するフレーズ;とりあえず―アタマに付ける現代版枕ことば1 ほか)
第3章 あいまいなウチワの私(ありえない―三つの用法を解説;萌えー―万葉集以来の由緒ある言葉 ほか)
第4章 やっぱり日本語に主語はいらない(私的には―周囲に埋没したい私;これは/これが―「春はあけぼの」が元祖か ほか)
第5章 微妙な使い分け(ありのまま/あるがまま―「の」か「が」か;言うな/言いな―禁止と許可 ほか)
第6章 こんなに生きてる現役古典語(迷える小羊―迷うことのできる子羊?;いわゆる―堅苦しいのに使ってしまう ほか)

著者等紹介

あんの秀子[アンノヒデコ]
早稲田大学第一文学部卒業。広告・出版社を経て、ライター、編集者に。私立中学・高校で国語教師をつとめながら、週刊誌などで書評を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぷないぷない

1
著者の憶測も散見されるけど、現代語、とくに若者言葉に対する歴史的、文法的分析はうなずける点も多く、古典作品との比較はとても興味深かった。2013/05/01

還暦院erk

0
図書館で借りた。返却期限日の今日、ようやく読了。この手の勉強本は読み通せないで積読が多いのだが、「国語」分野なので半ば仕事気分で読んでしまったよとほほ。でも面白かった。「ありがたさ」と「ありがたみ」の使い分けとか、わたしが普段意識していなかったせいで上手く説明できないようなことを、わかりやすく丁寧に書いているなぁと感心しきり。2012/06/19

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