内容説明
「トマト」と聞くと日本人は「健康的」というイメージを抱くが、英語圏の人はtomatoと聞くと、まず「食べずにおくと腐って悪臭を放つ姿」を連想する。さらに、tomatoにはスラングで「肉体美の爛熟女」「三流ボクサー」の意味もある。本書は言葉のイメージを最大限に生かして使う専門家である詩人や小説家の作品を引きながら、God―神、lie―うそ、death―死など38項目について、英語と日本語のイメージの違いや、暗示的意味を解き明かす。
目次
1 習慣の違い
2 日常生活における表現方法
3 祝い事の目的
4 動・植物から連想されること
5 思想・神話・迷信