内容説明
いちばん大切なのはわくわくすること。角野栄子エッセンスがつまった自選童話集。
著者等紹介
角野栄子[カドノエイコ]
1935年、東京生まれ。早稲田大学教育学部英語英文科卒業。二十五歳でブラジルに移民して二年間滞在。その体験をもとに描いたノンフィクション『ルイジンニョ少年、ブラジルをたずねて』(ポプラ社)が処女作。その後、童話を書き始め、1984年、『わたしのママはしずかさん』(偕成社)と『ズボン船長さんの話』(福音館書店)で路傍の石文学賞、1985年、『魔女の宅急便』(福音館書店)で野間児童文芸賞、小学館文学賞、IBBYオナーリスト文学賞を受賞。その他、多数の文学賞を受賞する。『魔女の宅急便』は宮崎駿氏によりアニメ映画化、蜷川幸雄氏により舞台化され、大ヒットする
とよたかずひこ[トヨタカズヒコ]
本名・豊田一彦。1947年、宮城県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。主な作品に、『でんしゃにのって』(厚生省中央児童福祉審議会特別推薦)をはじめとする「うららちゃんののりものえほんシリーズ」(以上アリス館)、『どんどこももんちゃん』(第七回日本絵本賞)などの「ももんちゃんあそぼうシリーズ」(以上童心社)等がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
50
和む本(ㆁωㆁ*)2020/09/11
じょうき
11
図書館本。小学二年生の子供が読んでいる最中。文章のリズムがよくて、読んでいて心地良い。ぼくはおにいちゃんと、ぼくのおとうとは、きょうだいの温かい感情がやわらかく描かれている。夢でのおばけの対決が微笑ましい。おばあちゃんのおみやげは、おばけがいるのか、いないのかというドキドキがいい。おばけがテーマの作品集かと思ったら、いすうまくんは、いすをうまに見立てた幻想的な冒険。おとうさんとの思い出の共有が素敵。おしりをチクンとささないで、嫌われ者のトゲに素敵なところを見つけていく、北風と太陽みたいな物語。2023/09/07
海(カイ)
7
【図書館】夢があって、楽しく面白いお話ばかり!2015/12/13
あひる
2
ぼくはおにいちゃん ぼくのおとうさん おばあちゃんのおみやげ いすうまくん おしりをチクンとささないで 2023/10/25
遠い日
2
080302【読書ノート/ひとことメモ】兄弟への気持ち。おばけの気持ち。2008/03/02