内容説明
くまくんはおひさまがだいすきでした。「だってぽかぽかあったかいし、しゃぼんだまだっておひさまのいるひはいろんないろにひかるんだよ」けれど、きょうもおひさまは、おやまのむこうにすとんとおちていきました。「そうだ！ぼくのおひさまひろってこよう。おひさまいっこひろってこよう」。
著者等紹介
薫くみこ［クンクミコ］
東京都生まれ。女子美術大学デザイン科卒。「十二歳」シリーズの『十二歳の合い言葉』（ポプラ社）で第１２回日本児童文芸家協会新人賞受賞。『風と夏と１１歳』（ポプラ社）で産経児童出版文化賞受賞
いもとようこ［イモトヨウコ］
兵庫県生まれ。金沢美術工芸大学油絵科卒。『ねこの絵本』（講談社）『そばのはなさいたひ』（佼成出版社）で、ボローニャ国際児童図書展エルバ賞を２年連続受賞。『いもとようこ うたの絵本（１）』（講談社）で同展グラフィック賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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annzuhime
45
図書館本。昨日のおひさまに一昨日のおひさま。みんな山の向こうに沈んだ後はどうしているのだろう。山の向こうにたくさん集まっているおひさまを探しに行こう。可愛いねぇ。子どもの発想って無限大。おひさまもあったかいけど、他にも温かいものはたくさんあるね。2021/05/08
たーちゃん
27
たしかにお天気が悪い日はお日様どこいったのーって思います。いっぱい集められたお日様を見て息子も笑っていました。2021/05/23
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
おひさまがいたら、ずっと遊んでられるし、温かい。でもおひさまはいつも夕方になるといなくなってしまう。そうだ！山の向こうに行ってしまったおひさまを１つもらってこよう！と冒険にでたくまくん。途中うさぎちゃんとさるくんも一緒に冒険にでるがくまくん、おひさま見つけられるかな？2019/08/07
遠い日
12
おひさまが大好きなくまくん。くまくんの抱くおひさまのイメージが、かわいくて、ユニーク。探しに行く先々で出会った友だちに、おひさま探しの心の内を打ち明けると……。やさしくて、温かいものは、実はもうあったことに気づく子どもたち。こんなふうにして、自分の世界を広げていくのだなぁ。2015/12/30
定年（還暦）の雨巫女。
12
《書店》おひさまが、同一ではなく。次々誕生する発想が、可愛い。おひさまみたいなあたたかな友達といつまでも仲良くね。2013/01/28
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