内容説明
漁火村の宝、分校の灯を消すな！転校してきたナツミ姉弟で、漁火分校の子どもたちは小・中学生あわせてやっと９人。分校閉校の危機をのりこえていく村の子どもと、元気な大人たちの姿をあつく描く。
著者等紹介
梅田俊作［ウメダシュンサク］
画家・絵本作家。１９４２年、京都府生まれ。絵本作品やエッセイなど多数の著作がある。いじめをテーマにした長編絵本『しらんぷり』（第３回日本絵本大賞受賞・ポプラ社）『１４歳とタウタウさん』（第４回日本絵本賞選考委員特別賞受賞・ポプラ社）は、多くの読者の共感をよんでいる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ヒラP＠ehon.gohon
19
絵本作家の梅田俊作さんが、絵よりも文章で過疎地の分校の姿を描いた渾身の作品です。 粗削りではあるけれど、自然豊かな漁火（伊座利）の分校で、想像も出来ない体験を続けている児童生徒の姿が、眩しく感じられました。 陸の孤島のような場所だから、住む人たちの結びつきも固いのでしょう。 フィクションと言いながら、実話に裏付けされていなければ書けない作品です。2020/10/14
