内容説明
のぶはゆびでへんじをする。のぶはすごくうれしいときからだぜんぶをぴんとしてわらう。のぶはおかあさんのだっこがだいすき。のぶはハンバーグがだいすき。わたしは…わたしはのぶがだいすき!
著者等紹介
いとうえみこ[イトウエミコ]
新潟県村上市に生まれる。和光大学人間関係学科卒。学生時代に出会ったしょうがいをもつ子どもたちとのかかわりをきっかけに、「くさぶえの家」「ゆきわりそう」など障害者地域福祉の現場に携わる。その後、子育て支援NPO、「自然育児友の会」に出会い、現在理事兼スタッフ
伊藤泰寛[イトウヤスヒロ]
新潟県関川村に生まれる。東京写真専門学校(現ビジュアルアーツ専門学校)卒。出版社写真部アシスタントを経て、同社契約カメラマンとして、女性誌を中心に活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
24
脳性麻痺という障害を持ったのぶくんの記録です。介護支援員として働いているからか、とても実感と共感を伴う写真絵本です。重度の身体障害を持ってはいても、のぶくんは元気です。自分として精一杯です。身体は不自由でも、コミュニケーションは不自由でも、懸命に生きています。 施設で、利用者さんの笑顔を見たとき、利用者さんと意思疎通できたときの喜びにつながる絵本です。 のぶくんは、残念ながら20歳で一生を終えました。 利用者さんたちは、生きて生きて、喜びを分かち合える存在でいて欲しいと思います。2021/06/08
anne@灯れ松明の火
17
次回ライブ候補を探して。『いっぽにほさんぽ』で、袖にあった他作品の紹介で気になった。脳性まひの少年・のぶとの触れ合いを写真とともに紹介。のぶに寄り添ういとうさん、いとうさんの呼びかけに笑顔で応えるのぶ。心で通じ合っていることがわかる。2014/07/03
ヒラP@ehon.gohon
12
おもちゃ図書館で読み聞かせしました。大人の読み聞かせ。2021/05/26