出版社内容情報
昔、修道院が全フランスから集めた1万個の宝石をめぐって、地獄からきた魔女と、謎の怪人物、そしてルパンの三つどもえの争い!
内容説明
その昔、七つの修道院からあつめた一万個の宝石が、セーヌ川岸のどこかにかくされている。「七本枝の燭台」や「七つの銀の指輪」にひめられた謎を解くために、ルパンと強敵が火花をちらす。怪人物ボーマニヤン、そして地獄から来た魔女と呼ばれるカリオストロ伯爵夫人。知恵と推理のたたかいの末、宝石を手にいれるのは誰か。二十歳のルパンさいしょの大冒険。
著者等紹介
ルブラン,モーリス[ルブラン,モーリス][Leblanc,Maurice]
フランスの推理作家、1864年生まれ。警察関係の新聞記者のかたわら、1892年夏から小説を書きはじめたが、あまり成功しなかった。1905年、雑誌社の依頼でアルセーヌ・ルパンを主人公とする短編を発表。それをまとめた短編集『怪盗紳士』(1907)で、爆発的人気を博した。1941年没
南洋一郎[ミナミヨウイチロウ]
明治26(1893)年1月20日東京府西多摩郡に生まれる。本名池田宜政。青山師範卒業。『懐かしき丁抹の少年』(1926)で少年小説家として出発。『リンカーン物語』(1930)、野口英世等の伝記を池田宣政の名で、『吼える密林』(1933)、『緑の無人島』(1937)などの冒険小説を南洋一郎の名で書いて、多くの少年読者を得た。戦後は『怪盗ルパン全集・全30巻』(ポプラ社)が圧倒的な人気を得た。昭和55(1980)年7月14日没
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