出版社内容情報
夏のはたけで、にんじんのあかちゃんを食べた七海。 口にひろがるあまい味は、いのちがつながっていく奇跡をおしえてくれました。
内容説明
おとうさんとおかあさんと、七海と大地のちいさなはたけ。みんなのちいさなはたけにも、まぶしいみどりの夏がきた。
著者等紹介
最上一平[モガミイッペイ]
1957年、山形県生まれ。「銀のうさぎ」(新日本出版社)で日本児童文学者協会新人賞受賞。「ぬくい山のきつね」(新日本出版社)で日本児童文学者協会賞、新見南吉児童文学賞受賞
菊池恭子[キクチキョウコ]
1948年、千葉県生まれ。武蔵野美術短期大学グラフィックデザイン科を卒業
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
丘野詩果
5
最上さんの作品を持ち寄っての読書会の為に読んだ。家族で借りている家庭菜園。水たまりでおぼれるコガネムシを助けたり、人参を間引いたり、土や自然と触れ合い、「ここにいのちがあるきせき」を学ぶのである。お父さんの言葉「おれたちはいのちをくっていたというわけだ。ということは、いくつものいのちが、おれたちのいのちに生まれ変わるってことかな。」これがこの物語の主題である。2015/09/24
玲と建
0
【小2娘】にんじんをまびいた時のこゆびのながさくらいのにんじんを私も見てみたいと思いました。【母】シリーズ2冊目。せっかく助けたコガネムシを誤って踏んでしまった弟、赤ちゃんにんじんに命を感じて食べることを躊躇してしまう姉。夏の畑で命の奇跡について心で感じ学ぶ姉弟を押しつけがましくなく描いているところがいい。2011/09/04
ソーナノ
0
【シリーズ2】2008/12/24
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