シリーズいま、学校図書館のやるべきこと
読書の楽しさを伝えよう―知と心を育てる読書の教育

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591081501
  • NDC分類 019.2
  • Cコード C0000

内容説明

本書は、今日の教育課題と学校図書館の現状をふまえ、利用者である子どもの側に立って、いま学校図書館が何をなすべきかを具体的に明らかにし、司書教諭と学校図書館担当者に自らの仕事への自信と情熱を抱いてもらうことをめざしている。単なる学校図書館の解説書・実務書ではなく、各地で展開されているすぐれた実践に学びながら、あるべき学校図書館像を追求することで、この仕事の楽しさ、すばらしさを実感してもらいたい。

目次

第1部 すべての子どもに読書のよろこびを(子どもの読書と読書推進活動;読書推進活動の二つのタイプ;読書を推進する学校図書館の活動)
第2部 読書推進活動の具体的展開(読み聞かせ・語り聞かせ;ブックトーク;読書会;読書感想画のすすめ ほか)

著者等紹介

笠原良郎[カサハラヨシロウ]
1931年、群馬県に生まれる。早稲田大学卒業。東京都の公立中学校社会科教諭、都立高校司書教諭を経て、1982年に全国学校図書館協議会事務局に入局。1998年、理事長に就任、2001年に退職、顧問に就任する。相模女子大学、立教大学等で司書教諭の養成にあたる一方、学校図書館法改正や国際子ども図書館開設等の運動を展開した。現在は国際子ども図書館を考える全国連絡会副会長等を務める
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あいくん

11
☆☆☆☆2004年にでた「シリーズいま、学校図書館のやるべきこと」全6冊の4冊目です。本を読む生徒と本を読まない生徒との二極分化傾向が強まっている中、本を読まない生徒に読書の楽しさをどう伝えていくかを考える内容になっています。パソコンやインターネットが使えれば、読書は必要ないという声もありますが、言葉の力がなければパソコンもインターネットも駆使できません。教師が生徒に読書を勧めるかということがひとつ問題です。 子どもに本をすすめるためには、教師自身がまず本を読まなくてはいけません。 2018/08/22

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