出版社内容情報
子うさぎのチノは病気の妹のために真冬の森で食べ物をさがしますが、何も見つかりません。すると、雪だるまのおじさんが・・・。
内容説明
子うさぎのチノは、病気のいもうとのために、雪の森でたべものをさがしますが、なにもみつかりません。そのつかれきったチノをみちびくのは、雪だるまのおじさんです―。生きることの意味、いのちのつながりについてやさしく語りかける、勇気と希望の物語。小学校中学年から。
著者等紹介
今村葦子[イマムラアシコ]
1947年、熊本県に生まれる。『ふたつの家のちえ子』(評論社)で、野間児童文芸推奨作品賞、坪田譲治文学賞、芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。同作品および『良夫とかな子』『あほうどり』(ともに評論社)で路傍の石幼少年文学賞、『かがりちゃん』(講談社)で野間児童文芸賞、『ぶな森のキッキ』(童心社)で絵本にっぽん大賞、『まつぼっくり公園のふるいブランコ』(理論社)でひろすけ童話賞を受賞
小泉るみ子[コイズミルミコ]
1950年、北海道に生まれる。早稲田大学文学部卒業後、絵を描き始める。日本児童出版美術家連盟会員
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