内容説明
人とのコミュニケーションがうまい人は、概して会話能力が高いものだが、その会話力を身につけるには、そもそもある一定レベル以上の「文章力」がなければならない――
こう唱える著者・樋口裕一氏による本書には、就職難にあえぐ学生や不況の世を生きるビジネスパーソンに必要な「文章力」を上達させる、ひいては激化する競争社会を勝ち抜くためのコミュニケーション能力をアップさせる樋口流ノウハウが満載。単なる文章力養成法ではない“物事を考える力を養うヒント”を読者に伝授する内容となっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masabi
14
文章を良く見せるテクニックではなく、日頃からの鍛練が重要である。筆者が長年の経験から得た練習法の数々が載っているのだが、ただ文章力の向上を目的とするだけでなく思考力や会話力も合わせて伸ばそうとする。なぜならそれらの力は結び付いているからだそうだ。2015/03/19
masabi
10
再読。何を話すか、書くかに迷わないように普段から様々なことに興味関心を抱く、つまり教養を深めることが肝心であり、文章力はその表現方法に過ぎない。2015/11/07
けいろー
5
著者の本を読んだのは、おそらく8、9年ぶりになるんじゃないかと思う。当時読んだ『ホンモノの文章力』『ホンモノの思考力』の内容を踏襲しているだけかと思いきや、現代ならではの「ブログ」による文章発信、多角的な視点の養い方などにも言及されており、示唆に富んだ1冊。書名の“文章力の鍛え方”を知るべく実践的な方法論を求めて読み始めると面食らうかもしれませんが、文章力以前に必要となる「思考力」を深めるための考え方が数多く紹介されており、読者各々が異なった価値を見出だせる本なのではないかと思います。2015/10/09
はるびー
4
前半は文章力というよりも論理的思考能力について、後半は前半を踏まえた経験の積み方について説明している印象でした。 文章力の本質みたいな部分は一度読んだだけでは吸収しきれていませんが、物事の新しい視点(情景を文章で表現してみるとか!)を発見することができたのは収穫です!2015/04/20
おむえむ
4
誰かに向けてラブレターを書いてみるというユニークなものをはじめ、様々な文章の鍛錬方法が記されている。こうすれば文章が劇的に上手くなる!というコツのようなものは少なく、題名の通りどのような鍛え方をすれば文章が上手くなるのかという鍛錬方法を集めた本。中盤以降の内容はタメになるものだったが、ビジネス書の出来損ないのような一章は正直要らなかった気がする2015/04/15
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