出版社内容情報
田んぼは、見つめてきました。日本人の豊かな暮らしを。そして、今日、田んぼは、日本人は、幸せでしょうか?
内容説明
田んぼは、いつもにぎやかです。春も夏も秋も冬も…ひともまいにちやってくる。おなじみの虫たちもやってくるし、とおいところからわたり鳥だってやってくる。ところが、あるときからだれもこなくなって…。こころのふるさと・田んぼのながいながいものがたり。
著者等紹介
森雅浩[モリマサヒロ]
Be‐Nature School代表。東京郊外生まれ。10年間の会社員生活を経て海洋環境系団体に身を投じ、その縁がきっかけでBe‐Nature School立ち上げに関わる。以降企画・プロデュースを担当。CONE(自然体験活動推進協議会)第一次産業委員会事務局、(社)日本環境教育フォーラム・自然学校センター委員
松原裕子[マツバラユウコ]
1976年生まれ。成安造形大学日本画科を卒業。石垣島在住
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感想・レビュー
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いっちゃん
8
小学校に田んぼを委託するってことは、勉強以外にもメリットがあったのか。確かに、今の人達は、みんながみんな田んぼをやってはくれないだろうけど、みんなが毎日食べるお米、受け継いでほしいなぁ。2017/08/01
遠い日
6
田んぼが田んぼであり続けるためには、人の苦労がなくてはならない。渡る風、水の匂い、訪れる生きものの息吹、働いてくれる人の声、そんなものを感じながら田んぼは稲を育んでいく。休耕田から蘇ったときの気持ちがいじらしいほど切なく描かれる。あとがきに実際のプロジェクトのこと、取り組みの経過が記されている。この本のバックには、たくさんの人々の思いがあるのだとわかる。2014/01/18
punyupunyu
0
田んぼを擬人化。田んぼからみた日本人の暮らし。ほのぼのとした内容。2012/01/21
ミルル
0
【絵本】田んぼ視点のおはなし。2009/12/26