出版社内容情報
黒い木馬が大好きな少年のために祈った、たったひとつの願い。それは - - - 生きることの勇気と希望を静かに語りかける物語絵本。
内容説明
なつのあるひ。ひとりぼっちのもくばのまえに、小さなおとこのこがあらわれた。ふたつのこころの出会いをえがく、愛のものがたり。
著者等紹介
江崎雪子［エザキユキコ］
静岡市に生まれる。日本女子大学英文科４年生のとき病に倒れ、以後現在まで闘病生活を続けながら創作に励む。デビュー作『こねこムーのおくりもの』で日本児童文芸家協会新人賞を受賞。第２作『えっちゃんとこねこムー』が課題図書となる
永田治子［ナガタハルコ］
１９６０年、静岡県に生まれる。女子美術短期大学彫塑教室卒業。その後、フランスに留学。現在、女子美術大学非常勤講師。二科会会友。２００２年、『朝の別れを』（ポプラ社）で、産経児童出版文化賞奨励賞を受賞。今後の活躍が期待される
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感想・レビュー
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遠い日
13
ある店先に置かれた古びて、今では誰も乗らない黒い木馬と小さな男の子との出会いと、友情。物言わぬ木馬の温かな心が切ないほどにいじらしい。乗れない木馬に寄り添う男の子の心が痛いほどにわかるゆえ起きた奇跡。木馬の励ましは男の子の心に深く届いたとラストがすばらしい。そして、永田治子さんの絵がまたなんともいえない味わいで、心に沁みてくる。2015/09/27
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- 和書
- 茶会の覚え帳
