出版社内容情報
ルラルさんは、年になんどかこっそりバイオリンの手入れをします。ねこにせがまれて、久しぶりにひいてみました。すると - - - 。
内容説明
ルラルさんはいちねんにいちどかにどこっそりとバイオリンのていれをします。ところが、きょうはねこにみつかってしまいました。「ちょっとひいてみてくださいな。」ねこのたのみならしかたありません。ギコギコキーキーギコギコキー、ルラルさんがバイオリンをひくと…。「ルラルさんのえほん」シリーズ、第2作目のおはなし。
著者等紹介
いとうひろし[イトウヒロシ]
1957年、東京に生まれる。早稲田大学教育学部卒業
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
80
ルラルさんは、ときどき、一年に一度か二度だけ、バイオリンの手入れをします。しかも、誰にも見つからないようにこっそりとです。ところが、今日に限って手入れしてるところをねこに見つかってしまいます。ねこは、ルラルさんにバイオリンを弾いてとねだるのですが…。ルラルさん、大切にバイオリンを持っているので、バイオリンの名手かと思いきや、そうではないんですね。自分がコンプレックスに感じていることも、欠点だと思っていることも、他人から見たらコンプレックスでもなんでもなかったりするかもしれない…。2014/02/02
annzuhime
38
図書館本。ルラルさんのバイオリン。お手入れしてまた片付ける。頼まれて弾いてみるとギコギコキーキー。むずむずお尻をフリフリ。みんながお尻フリフリしているところが可愛い。ルラルさんのお父さんへの想いがジーンとくる。2023/05/31
たーちゃん
30
おしりふりふりのみんなが可愛かったです。息子も一緒にふりふりしていました。2022/04/15
yumiha
23
またまたルラルさん。バイオリンは、パパの遺品。それを弾くと、みんなお尻がむずむず。ルラルさんを読むといつも思うのだが、人間以外の生き物と楽しく交感しているページが羨ましい。2016/06/19
はるごん
19
2歳4ヶ月。ルラルさんが大好きな息子、バイオリンのギコギコキーは分からないと思うが楽しそうに見ている。ルラルさんの大切なバイオリンを動物たちが聞いていてなんだかほっこりする話でした。2019/08/26