出版社内容情報
反芻者続出の話題作、完結。本編に描き下ろし70頁を加えた超濃厚コミックス、発売! 情と理が絡み合う夜に、あてどもない永遠の刹那が生まれいづる――……。特攻隊を舞台に繰り広げられる、漢たちのアツき魂のいななきを、濃厚な筆致と人物描写で描きあげるオムニバスストーリー、号哭の下巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀬谷
12
一般誌でも活躍されている作家さんなだけあってストーリーや細かな表情、背景など読ませる力がすごい。間違いなく名作なのだけど、戦争モノかつハードな描写のあるBLなので大きな声ではオススメしにくいのが難点。本編も良かったがそれ以上に描き下ろしの後日談やカバー裏も良くてキャラクターへの印象も変わり、上巻から読み返すループに陥った。2025/02/14
ナセル
7
前巻の時も書きました熱情とか欲情というより必死さみたいなものを感じました。描き下ろしの戦後エピソード、塚本さんのいい夢やクレさんの秘めた想い等こちらも切なかったです。2024/12/25
伊坂
5
上巻は電子で買ったけど結局上下巻紙で揃えたやつ。オムニバス形式なんだけど、題材が題材なので各話読み終わるたびにメンタルにダメージを負う。心がしょぼしょぼになってしまう。2025/03/07
suisei214
3
下巻いつ出るか 本当に待ち遠しかった 戦争モノでえろが両立している稀有な作品 伴みたいな人いそう 特攻やはりおかしすぎる作戦 20年後の平和な世界もなかなか興味深かった 上巻から下巻の間に戦場帰りが主役のゲ謎もあって 今一度戦争について考える2025/01/02
とわ
1
★5 生き残った側の話も辛い……2025/06/02