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21世紀によむ日本の古典〈9〉方丈記・徒然草

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  • サイズ A5判/ページ数 205p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784591067734
  • NDC分類 K918
  • Cコード C8095

出版社内容情報

この世の無常といのちのはかなさを語る「方丈記」と、中世の社会をよくあらわす「徒然草」。鎌倉時代のすぐれた随筆二作を収める。

目次

方丈記(ゆく河;安元の大火;辻風;都うつり;飢饉と疫病 ほか)
徒然草(机にむかっていると;こういう人がいい;恋心;長生きすれば恥多し;女の髪 ほか)

著者等紹介

西本鶏介[ニシモトケイスケ]
1934年、奈良県生まれ。国学院大学日本文学科卒業。昭和女子大学文学部教授。作家、評論家。各ジャンルにわたり著書多数。監修した主な本に、「教科書にでてくる詩や文の読みかた つくりかた」シリーズ(全10巻)、「10代の名言集」シリーズ(全10巻、以上ポプラ社)、「世界の名作」シリーズ(全18巻、小学館)などがある

浜野卓也[ハマノタクヤ]
1926年、静岡県生まれ。中学・高校・大学に勤務ののち、作家・評論家として幅広く活躍。現在、日本大学芸術学部大学院講師。著作に、『野口英世』『福沢諭吉』(ポプラ社)、『ぼくたちの家出』(偕成社)、『がんばれなきむし1ねんせい』(金の星社)、『黒田官兵衛』『軍師 島左近』(PHP研究所)など多数ある

赤坂三好[アカサカミヨシ]
1937年、東京都生まれ。版画家、絵本作家として、幅広く活躍している。主な作品に『九ひきの小おに』(ポプラ社)、『まめつぶうた』(理論社)、『わすれないで 第五福竜丸ものがたり』(金の星社)、文芸書の装幀に『変奏曲』(新潮社)などがある。小学館絵画賞、チェコ世界イラストレーション・ビエンナーレ金牌賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なま

10
★★★☆☆三大髄筆の二つを収めた物語。源平合戦時代の五大災厄;安元の大火、治承の辻風、福原への遷都、養和の飢餓、元暦の地震の災害記録でありながら、隠居生活の真髄をも感じられる。実際の見聞に基づく為、当時の時代背景もありありと蘇る。 2019/02/16

snow

1
図書館、児童コーナーより。「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。」 ---流れてゆく河の水はたえることはないが、しかしその水は同じ水ではない。時に水は、泡立つが、すぐ消え、また違う水疱ができたりをくりかえす。 ・・・人間は、何百年前でも、弱さ、孤独、幸せ、儚さ、愚かさは変わっていない。 授業で昔習った「徒然草」現代文にされて読むと、エッセイみたいで、読みやすく、心に響いた。2018/04/21

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