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出版社内容情報
鉄工会社の社長である高橋さんの家に訪れた男は、恐ろしい武器をもつ鉄塔王国に協力するようにというのだった。その王国とは?
内容説明
「君に見せたいものがあるんだ。」まちかどの老人に呼びとめられて、小林少年はカラクリ箱をのぞきこんだ。そこには、深い森の中、丸い鉄の塔からはいおりる巨大なカブトムシが…。町にカブトムシの怪物があらわれて、子どもたちをさらっていった。カブトムシ大王が支配する恐怖の鉄塔王国が、日本のどこかにあるという。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゃん
21
深夜の銀座に巨大カブトムシが出現。警察官がピストルを撃っても、カブトムシには全く効き目がない。それから、約2週間後、荻窪におよそ3000平方メートルもの屋敷を持つ鉄工会社の社長宅に不審な人物が現れた。そこで、その不審人物は、カブトムシが住む鉄塔王国に1000万円(現在の約2億円)を寄付するか、鉄塔王国の兵隊として小学4年生の息子を差し出すか、明日までに決めるよう迫ってくる。何とも途方もない話であるが、その後の展開は小林少年の活躍が光り、一貫してスリリングなストーリー。楽しく読むことができた。昭和29年作。2020/10/19
たかなし
16
少年探偵団。甲虫。虫は苦手なのでヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!と思いながら読みました。まぁ…トリックはあれだったけど(笑)でも好き。2018/07/03
yu@ka
1
小4息子読了、図書室本。2017/11/01
joronpa
1
怪人二十面相が自殺した所がちょっとかわいそうだなと思います。2010/12/17
ざらめる
0
私が生まれる前の作品なのに、古さを全く感じさせないお話がすごいなあと思いました。2012/11/02