出版社内容情報
なぜ核兵器はなくせないのか・・・。今だからこそ、ヒロシマの被爆体験や、核実験の犠牲者に目をむけ、「伝える」ことの大切さを説く。
内容説明
本書のなかで、著者は、ヒロシマを世界にむけて発信している人びとのことを書きました。いま、さまざまな人がさまざまな場所でヒロシマを発信することが必要だとかんがえたからです。また、さまざまな発信のしかたがたいせつだとかんがえたからです。そしてこの仕事は、発信するということは伝える自分自身にとってはどういう意味があるのかを問いなおさせてくれました。それはまた、被爆体験のない世代がヒロシマを伝えることが可能なのかという疑問への答えをさぐることでもありました。
目次
1 語りづくヒロシマ
2 「公式の物語」への挑戦
3 行動の原点は反差別
4 物にのせて心をおくる
5 ヒロシマは世界をむすぶ