内容説明
ぼくらが子どものイルカと知りあったのは、小学校さいごの夏休みのことだった。美咲と治とぼくだけの、秘密だったのに。ある日、水族館からにげだしたイルカとわかり、つれもどされることになっちゃった。美咲はかえしてあげるほうがいいっていうけど、ぼくは反対。なんとかしてにがしてやろうと思ってるんだけど…。
ぼくらが子どものイルカと知りあったのは、小学校さいごの夏休みのことだった。美咲と治とぼくだけの、秘密だったのに。ある日、水族館からにげだしたイルカとわかり、つれもどされることになっちゃった。美咲はかえしてあげるほうがいいっていうけど、ぼくは反対。なんとかしてにがしてやろうと思ってるんだけど…。