内容説明
人間は長いあいだ自然のリズムでくらしてきた。それがいつ、人工の時間をもったのか。物語や日記、さまざまなエピソードから、時計をつくりだした人間が、機械化社会をうみだしていく歴史の展開、さらにその時計にしばられている現代人への警告をこめて、人びとの生活と時計とのかかわりあいを考える。
目次
1 シンデレラの時計
2 時計塔
3 江戸時代の時計と暮らし
4 和時計―わすれられた日本の時の文化
5 懐中時計と暮らし
6 懐中時計のロマン
7 腕時計と戦争
8 ヤクザ映画のヤクザはなぜ腕時計をしていないか
9 時間はだれのものか
感想・レビュー
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