出版社内容情報
グライダーを改良した機体にエンジンとプロペラをつけ、初めての動力飛行に成功したライト兄弟の夢と努力を描く。
目次
ぼくたちのたからもの
たこたこあがれ
うっかり道くさ
ドングリゴマ
だいじな大工どうぐ
おんぼろ手おし車
これは、おどろいた!
とびあがるヘリコプター
ちょ金しなくちゃ
クルミのえだの刀
もうけたお金
どさっとおちた
ウィルバーのけが
大成功の週刊新聞
さようなら、おかあさん
機械が大すき
空をとんでみたい
空にいどんだ人たち
箱がたのたこ
とんだよ、にいさん!
世界さいしょの飛行機
人類の恩人ライト兄弟
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トロロ
4
偉人の勉強をしようと図書館にて借りる。小さい頃からの思いを諦めないと、実現するんだなぁと。父母(特に母)が優しく見守っていたから飛行機が作れたと思う。オービルの「失敗したらまたやり直せばいいんだ」という言葉、必ず作ってやるという気持ちがこもっているんだろうな、と思った。ウィルパーが早くに亡くなったと書いてあり、ぐっと寂しい気持ちになった。その後家に閉じこもってしまうオービルの気持ち少なからずわかる気がする。こんなにも仲のいい兄弟になりたいな。飛行機がなかったら戦争も大きく発展しなかったんだろうか……。2016/03/02
kaffy
1
チビが好んで読む数少ない伝記。創り上げる、という行為に親しみを感じるんだろうな。2011/12/24
佐藤一才
0
生涯で初めて一冊を読み通した活字本。メカ好きの人には大変面白く、モノに息吹を与える職人ないし、開発者の熱い心に幼子心も震えたものです。2004/04/12
syu
0
「お金もうけもよいが、もうけることばかりかんがえてはだめだよ。みんなをよろこばせるものをできるだけ、やすくわけてあげることだ。」ライト兄弟の子供の頃からの行動的な態度には感心した。あんなに積極的だったから、飛行機を作る事が出来たんだと思う。お父さんとお母さんも分かってる人だったんだなぁ。しかし飛行機の発達の理由が戦争かと思うと皮肉だなぁ。ライト兄弟もそんなために飛行機を開発したわけじゃなかっただろうに…。表紙の絵と中の挿絵が好みだった。2012/09/07
kaffy
0
本当は再読。初めて読んだちゃんとした伝記本がこれだった。オービルと誕生日が同じだから、親しみを感じるらしい。2009/09/29