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出版社内容情報
麻薬はなぜ危険な薬といわれるのか。アヘン、コカイン、大麻から、シンナー、覚せい剤まで、麻薬をはじめとする薬物の実態にせまる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
姉勤
12
旧名「脱法ドラッグ」や、男性デュオのメインヴォーカルの方を使っての警察の広報活動に、よくよく思えば麻薬に関して、実際知らず、また縁もなく。本書はアヘン、コカイン、大麻、覚醒剤、向精神薬物…etc それぞれの原料の違いや、人体への働き、歴史的背景、原産国に密輸ルート、そして肝心な重大な副作用と刑罰の重さ。10代の読者(もしくは漢字が苦手な方々)対象のためか、ルビが良く振られ、イラストや写真で”現物”を提示しながら分かりやすく説いてくれる。2014/07/24
のん@絵本童話専門
0
『ドラッグってなんだろう』同様子ども向けに書かれた易しいドラッグの本だが、より詳しく、より科学的に説明している。ドラッグを一種類ずつ取り上げ、中毒症状はもちろん、栽培地や医療使用や古代からの使用の歴史なども説明。最後にこの本が書かれた当時の世界と日本の流通や取り締まり状況も書かれている。アヘン戦争に至る歴史、古代文明や宗教での使用、戦争での使用などとても興味深く、息子も夜更かしして一気読み。高学年〜2024/04/22