出版社内容情報
心霊写真にまつわる奇怪な事件に、つぎつぎとまきこまれるズッコケ三人組。はたして霊魂はほんとうに存在するのだろうか!?
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒノキ
5
面白かった。きっちり楽しませてくれました。幽霊屋敷でハチベエが撮った一枚の心霊写真から話がどんどん展開していく。続きが気になってグイグイ引き込まれます。子供向けの本なので、ある程度話の展開は予想がつきますが、それでも楽しめる作品です。まさに大人も子供も楽しめるってやつですね。2017/09/13
本を読むのは寝室派
4
今はあまりみなくなった自宅固定電話や電話帳、八百屋が舞台に登場するが、今世代の小学生世代が読んでも充分楽しめる内容だと思う。2021/12/12
ソラ
3
【読メ登録以前読了作品】2006/03/05
ナタニエル・ブシッチオ
3
やはりズッコケシリーズは大人になって読んでも面白い。時代背景もあるがこの時代には心霊やオカルト的なテレビ番組などが多かったのだろう。シリーズ数冊読んでいるが、いつも思うのは、シリーズ物だがどの一冊を最初に読んでも楽しめる導入部分と登場人物紹介の秀逸さ。オチのポルターガイスト現象に関しても3人にかかれば誰にでもどこにでも起こりうる現象のひとつで、それを3人なりに楽しんでいる様が素晴らしかった。2016/05/01
ココユキ
3
今回はミステリー現象に振り回される三人組のお話。昔、小学館入門百科シリーズの世界ミステリーゾーンなど楽しんで読んだことを思い出した。雪男とかバミューダトライアングルとか、ちょっと違うけど口裂け女とか本当に怖かったものだ。息子に聞いてみると、友達とはあまりムー的な話はしないみたい。閑話休題。この本での幽霊屋敷騒動の顛末は那須先生の真面目さといおうか、子供たちにきちんと向き合って、手抜きをしないで話を作ってくださったんだなということが感じられたような気がした。ステキな終わり方だと思ったお話。2013/10/13