内容説明
文学的な才能に恵まれたオックスフォード大学出身の法廷弁護士オミトと、教育一筋の父に育てられ、コルカタ(カルカッタ)大学大学院を首席で修了した才媛ラボンノ―。1920年代後半、インド北東部の丘陵避暑地を舞台とした、エリート男女の恋愛と錯綜する人間模様を、洗練された文体、知的な会話、数々の魅力的な詩で存分に綴った、アジア初のノーベル文学賞作家ラビンドラナート・タゴール晩年を代表する異色の長編小説。
著者等紹介
タゴール,ラビンドラナート[タゴール,ラビンドラナート][Tagore,Rabindranath]
1861‐1941。近代インドを代表する文学者。ベンガル語を母語とするが、自ら英訳した詩集『ギータンジャリ(歌の捧げもの)』で1913年にアジア初のノーベル文学賞を受賞。ベンガル語、英語による、さまざまな分野の作品がある。また近代文明の批評家としての活動も重要
臼田雅之[ウスダマサユキ]
東海大学文学部教授。1944年生まれ。1973年、慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻博士課程満期退学。1978年、Ph.D.(Art in history)取得(カルカッタ大学)。1972~77年、カルカッタに留学。1982年より東海大学文学部文明学科(現アジア文明学科)勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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