内容説明
ガルズオルムとの戦闘中に覚醒したハヤテ・クロウは、ゼーガタンクに搭乗してエネルギー補給任務につくが、偶然にも破壊された敵の機動要塞のサーバー内に記憶を失った少女レジーナを発見する。自らがデータ人間・幻体であると認識したばかりのクロウにとって、ひたすら自分にすがってくるレジーナはかけがえのない存在だった。SFアニメ「ゼーガペイン」のオリジナル・サイドストーリー。
著者等紹介
日下部匡俊[クサカベマサトシ]
1964年東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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METHIE
9
個人的にベストなロボットアニメであるゼーガペインの外伝が読めてそれだけでも満足。 記憶も肉体も失う可能性がありながらも戦う、あの時の興奮が蘇った印象。 お話はボーイ・ミーツ・ガールだがヒロインに秘密があり結局は世界と主人公を守るために別れてしまうのが辛い。2014/08/15
はら
2
隠れた名作「ゼーガペイン」の外伝ノベライズ。「肉体がなくても痛みを感じる、だから自分は生きている」、という単純なテーマでジュブナイル物として傑作だと思っていたので、裏設定が読めて嬉しい。アニメだと青春色も強かったけれど、こちらは戦い一本なのでSF要素がかなり強い。もともとロボットアニメには一切縁がないので、SF要素と相まってついてくのがギリギリだけれど…やっぱりロボットものって男の子向きなのだろうなぁ。2018/01/21
monado
2
微妙に設定が違うサイドストーリーかと思いきや、なるほど。 本編を熟知していない人には設定がわかりづらすぎる気もする。 積層化QLはそういうことだったのか。2017/02/09
hobby no book
1
映画を観て熱が冷めないうちに。アニメで開示されない設定的な部分では面白みがあったけれど、主役二人の感情的なやりとりが何となく拙くて楽しみ切れなかった。2016/11/02
ふぇび
1
久々にゼーガの世界観に浸れて大満足♪ただ一気に読み倒すことは出来ませんでした。オリジナル版の主人公クロウとレジーナの切ない恋話も良かったのですが、本編を見ている時には余り感じなかった「実はギリギリの闘いだった・・・」ということが改めて認識出来たことが良かったです。あとはナーガ側から見た世界を感じられたことで、より世界が広がったと感じました。2014/09/20
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