出版社内容情報
福祉サービス評価システムの国際比較から、日本の現状と課題を浮き彫りにする。高齢、児童、障害、医療、地域福祉サービスの各分野における「質の詳細」を、インタビュー調査やマイクロ(個票)データを駆使し検証。広島、大阪、静岡の具体的な事例に基づいて、サービスの質を改善する方法を探る。
【目次】
はじめに―福祉サービスの質をどのように捉え、どう評価すべきか
◆第Ⅰ部 福祉サービスの質と評価のあり方をめぐって
第1章 福祉サービスの質と評価指標 [埋橋孝文]
第2章 福祉サービスの評価システム [埋橋孝文]
第3章 福祉サービス評価の必要性 [遠藤希和子]
第4章 日本の福祉サービス評価 [田中聡子]
第5章 第三者評価情報の利用者・事業者にとっての意味 [居神浩]
第6章 第三者評価の意義と福祉実践における発展の可能性 [生田一朗]
◆第Ⅱ部 福祉サービスの現状と課題―聞き取り調査をふまえて
第7章 高齢者福祉サービス [金圓景、郭芳、鄭煕聖]
第8章 子ども家庭福祉サービス [木内さくら、梅谷聡子]
第9章 障害者福祉サービス [山村りつ、廣野俊輔]
◆第Ⅲ部 福祉サービスの質を上げるために―既存マイクロ(個票)データの分析
第10章 高齢者福祉におけるドナベディアン仮説の検証 [鄭煕聖、高橋順一、任セア、石田慎二、孫琳]
第11章 子ども家庭福祉におけるサービスの質 [木内さくら、梅谷聡子、楊慧敏、矢野淳士]
◆第Ⅳ部 地域福祉の政策評価―地域福祉計画の意義と課題
第12章 広島県の3市からみる地域福祉計画の上位性 [田中聡子]
第13章 大阪府の3市からみる地域福祉計画の評価 [田中弘美、遅力榕]
第14章 静岡県の3市からみる地域福祉計画の実態と課題 [内山智尋、小畑 美穂]
第15章 地域における学習支援の政策評価 [馬場美咲]
おわりに
索引
目次
第1部 福祉サービスの質と評価のあり方をめぐって(福祉サービスの質と評価指標―質を測る評価指標のあり方;福祉サービスの評価システム―国際比較と日本の位置・課題;福祉サービス評価の必要性―イギリス評価の歴史から日本の評価レジームを問い直す;日本の福祉サービス評価―「瀕死」「存亡の危機」にある第三者評価事業;第三者評価情報の利用者・事業者にとっての意味―第三者評価の本来的意味とは;第三者評価の意義と福祉実践における発展の可能性―京都府における第三者評価の取り組みを事例として)
第2部 福祉サービスの現状と課題―聞き取り調査をふまえて(高齢者福祉サービス―現場が考える「良いサービス」と評価制度の乖離;子ども家庭福祉サービス―児童養護施設におけるケアの質と評価;障害者福祉サービス―「サービスの質」と「よい支援」のダブルスタンダード)
第3部 福祉サービスの質を上げるために―既存マイクロ(個票)データの分析(高齢者福祉におけるドナベディアン仮説の検証―第三者評価および外部評価データを用いた分析;子ども家庭福祉におけるサービスの質―児童養護施設の第三者評価データを用いた分析)
第4部 地域福祉の政策評価―地域福祉計画の意義と課題(広島県の3市からみる地域福祉計画の上位性―分野別計画との関連性に着目して;大阪府の3市からみる地域福祉計画の評価―「地域を動かす計画」に向けた課題;静岡県の3市からみる地域福祉計画の実態と課題―重層的支援体制整備事業は地域福祉を再編するか;地域における学習支援の政策評価―子どもの学習・生活支援事業における支援実践の分析)
著者等紹介
埋橋孝文[ウズハシタカフミ]
関西学院大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。現在:同志社大学名誉教授・大阪公立大学客員教授。専門分野:社会政策、社会保障論
田中聡子[タナカサトコ]
龍谷大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士後期課程修了。博士(社会福祉学)。現在:県立広島大学保健福祉学部人間福祉学コース教授。専門分野:地域福祉、社会福祉原論、ひとり親家庭支援(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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