出版社内容情報
政治家や選挙・投票行動、議会、外交など多様な要素からなる政治について、どのように知り、理解できるのかを問う現代政治学の入門書。政治学の主要なテーマや理論、研究の視点を整理し、政治を「知る」ための基本的な方法をわかりやすく解説。
【目次】
はしがき
◆第Ⅰ部 現代政治学とは何か
1 政治をどうとらえるか―現代政治学の展開 [岩崎 正洋]
2 民主主義とは何か―政治を分析する視座 [岩崎 正洋]
◆第Ⅱ部 政治システムのダイナミズム
3 政治文化とは何か―社会環境が政治に与える影響 [吉田 龍太郎]
4 人は投票参加と投票先をどう決めるか―投票参加・投票行動の理論 [岡田 陽介]
5 利益集団は民主主義を利するか―利益集団の理論 [田中 聡]
6 政党は信頼できるか―政治の基礎集団をめぐる理論 [浅井 直哉]
7 政治家は身近な存在か―政治家の目的と仕事内容 [木下 健]
8 議会は法律を作る場所か―議会が存在する理由 [木下 健]
9 政治権力はどう決まるか―大統領制と議院内閣制における執政 [浅井 直哉]
10 官僚の役割とは何か―公の担い手としての職責[原田 徹]
11 よい政策とは何か―社会をデザインする知恵と政治 [原田 徹]
12 司法は政治と無関係なのか―司法と政治の関係 [吉田 龍太郎]
13 メディアは人々の政治意識に影響を与えるか―メディア効果論 [岡田 陽介]
◆第Ⅲ部 政治システムを取り巻く国際的環境
14 グローバル化は国家にどう影響するか―グローバル化と国家の関係 [杉浦 功一]
15 世界の民主主義に未来はあるのか―「民主主義」対「権威主義」? [杉浦 功一]
参考文献
人名索引
事項索引
-
- 和書
- 運慶の謎



