出版社内容情報
貧困、就職、病気や老後…、人生において大きな不安や困難に直面したとき、社会政策は何ができるのか、ということに真剣に向きあった教科書。生まれてから死ぬまでのライフコースやライフイベントにおいて、私たちの生活、家族、労働を支える社会政策とは何かを知り、制度を使いこなし、作り上げる力を養う。
目次
1 ライフコースと社会政策(私たちの生活と社会政策;子ども期の社会政策―人生のスタートを支える多様な社会へ;進路選択期の社会政策;成人期・壮年期の社会政策;高齢期の社会政策―高齢者の生活リスクとその支援の課題)
2 ライフイベントと社会政策(仕事をめぐる社会政策;結婚と子育て―家族を守る政策とその限界;住まい―自助の錯覚を超えて;保健医療・介護―健康な身体/ままならない身体で生きぬくために;生活困窮と社会政策)
著者等紹介
石井まこと[イシイマコト]
九州大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。修士(経済学)。現在:大分大学経済学部教授。専門分野:社会政策、労使関係
所道彦[トコロミチヒコ]
英国ヨーク大学大学院社会政策学研究科修了。博士(Social Policy and Social Work)。現在:大阪公立大学大学院生活科学研究科教授。専門分野:社会政策、社会福祉
垣田裕介[カキタユウスケ]
大阪府立大学大学院社会福祉学研究科博士後期課程修了。博士(社会福祉学)。現在:大阪公立大学大学院生活科学研究科教授。専門分野:社会政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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