出版社内容情報
世界的に注目される大国でありながら、実態がよくわからないロシアという国家を、新進気鋭の専門家たちがわかりやすく解説する入門書。ソ連の形成・崩壊の歴史を押さえたうえで、現代ロシアの政治制度や社会状況、国際関係を学ぶ。このたびのウクライナ侵攻へ至る過程についても言及。
目次
第1部 政治史(ソ連体制の特徴;ペレストロイカ・ソ連解体;ロシア連邦)
第2部 国内政治(憲法;政党・選挙;議会政治 ほか)
第3部 国際関係(冷戦期のソ連外交;現代ロシア外交;日ロ関係 ほか)
著者等紹介
油本真理[アブラモトマリ]
法政大学法学部教授。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了
溝口修平[ミゾグチシュウヘイ]
法政大学法学部教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紙狸
23
2023年8月刊行。はしがきによれば「大学で初めてロシア政治を学ぶ学部生」を読者として想定したようだが、社会人がソ連・ロシアについて復習するにも良い本だと思う。例えばそもそもソヴィエトとは何だったか、ロシアの憲法はソ連解体後のいつどのように制定されたのか、といった点が分かりやすく書かれている。16人の専門家の共著。中堅、若手なのだろう。ソ連に対する思い入れからは自由な感じを受けた。最終章「ロシアの軍事力と世界」はロシア・ウクライナ戦争の解説で著名になった小泉悠氏が担当している。2024/01/19
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0
ソ連解体からウクライナ侵攻まで2024/07/18
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- 現代中国の経済と社会