出版社内容情報
今日的課題である高齢者介護において、誰にケアを委ねればよいのか。その担い手をどのように確保・養成していけばよいのか。限られた「人財」で介護の質的水準を保つための手がかりを、認知症ケアや介護人材育成にいち早く取り組んできたデンマークの制度・政策・実践を紹介しながら探る。高齢者介護に携わる人たちにもお薦め。
内容説明
「その人らしく生ききる」ための支援。認知症ケアや人財養成へのいち早い取り組みと、それらを支える制度・政策・実践を紹介。
目次
第１章 高齢者介護に求められる「ケアの高度化」とはなにか
第２章 デンマークの高齢者ケアの高度化を支える社会システム
第３章 デンマークの認知症ケア実践にみる高度化
第４章 デンマークの高齢者ケアの高度化を担う人財養成
第５章 デンマークの福祉現場におけるキャリア形成と求められるスキル
第６章 デンマークから学ぶ福祉・介護政策への示唆と展望
著者等紹介
汲田千賀子［クミタチカコ］
２０１４年日本福祉大学大学院福祉社会開発研究科社会福祉学専攻博士課程修了。現在、同朋大学社会福祉学部准教授。博士（社会福祉学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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