出版社内容情報
社会福祉士や保育士、精神保健福祉士をめざす人のために、社会福祉の定義・理念から歴史、仕組み、現状までを資料を交えて解説する。国家試験で問われる基礎知識を習得できるように工夫するとともに、コロナ禍における生活困窮者増加などの実態をふまえ叙述。
目次
社会福祉の理念―コロナ禍における「福祉」を考える
家族の変容と社会福祉―多様な生き方を支える
日本社会における福祉職の形成過程―なぜ国家資格の専門職が必要となったのか
保育職に求められる専門性―子どもの育ちに寄り添うために
介護職に求められる専門性―安心で安全な高いサービス提供と地域への視点
専門職の課題と制度対応―事件・事例・判例から学ぶ
現代の社会福祉法制度体系―基礎・改革・課題
子育て支援と社会福祉―社会的支援の確立を目指して
障害のある方への支援と社会福祉―障害児・者の権利
介護への支援と社会福祉―高齢者を取り巻く課題を理解するために
貧困・低所得者支援と社会福祉―健康で文化的な最低限度の生活を保障するために
社会福祉と地域の変貌―地域福祉の推進
社会福祉行政と実施体制―提供主体の多元化と社会福祉財政の特徴
社会福祉と権利擁護―苦情解決、第三者評価、成年後見制度、福祉オンブズマン
諸外国における社会福祉の動向―スウェーデン・アメリカ・ドイツ・フランス・中国
著者等紹介
烏野猛[カラスノタケシ]
びわこ学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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