目次
なぜ高齢者のセルフ・ネグレクト研究に取り組むのか
第1部 本研究の学問的背景と理論的検討(独居高齢者の直面する問題をめぐって;セルフ・ネグレクトの研究動向;セルフ・ネグレクトをめぐる倫理的・学術的課題;セルフ・ネグレクトの理論的検討)
第2部 当事者視点に基づく質的分析(研究方法・対象者の属性;ライフヒストリーからみた調査対象者の生活史;セルフ・ネグレクトの発生要因とそのプロセス;セルフ・ネグレクト高齢者のニーズを探る)
セルフ・ネグレクト予防への挑戦
著者等紹介
鄭煕聖[チョンヒソン]
韓国・仁川広域市出身。最終学歴:同志社大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士後期課程修了(博士:社会福祉学)。経歴:韓国の京畿道障がい人再活協会で社会福祉士として勤務。日本の特別養護老人ホームで介護職・ユニットリーダーとして勤務。特別養護老人ホーム(介護職)・児童養護施設(宿直要員)でパートタイムを経て、同志社大学大学院社会学研究科助手。専門:高齢者福祉(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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セルフ・ネグレクト:心身の安全や健康が脅かされる状態に陥る 消極的自殺と類似 ゴミ屋敷類型:ゴミは宝物・片付けられない・混合 溜め込み症:強迫症・関連症群の単位障害 戦前戦後の貧しい時代→優先順位・判断の衰え 孤立死の兆候 要因:身体的・精神疾患・心理的 ジレンマ:自己決定の尊重・住民と関係機関・業務上 セルフケア:普遍的・発達的・健康逸脱対応 無気力:心理状態 危険因子:精神・神経・感情・認知機能的要因 身体的要因 社会的・環境的要因 アプローチ3段階:見守りと判明発見・早期介入・側別支援とサーピス連携2020/08/11