出版社内容情報
ジェンダー・バイアスに基づく差別や法制度への影響を明らかにし、社会の常識を問い直す。「性の多様性」の章を新たに設け、LGBT、SOGIの課題についてより詳しく解説。2015年以降の法や判例、社会変化を反映し、バージョンアップ。
目次
第1部 ようこそジェンダー法学へ(ジェンダー法学の基礎知識)
第2部 ジェンダー主流化にむけて(国際社会の動向とジェンダー主流化の展開;人権とジェンダー;性の多様性)
第3部 身体と性(女性に対する暴力;セクシュアル・ハラスメント;性的自己決定権の侵害;売買春と人身取引;性と生殖の権利)
第4部 親密圏(家族法とその課題;離婚をめぐる諸問題;親子関係と生殖補助医療;親密圏における暴力)
第5部 労働(労働者保護の基本;雇用における差別;ワーク・ライフ・バランス;労働法の保護から排除される労働者)
著者等紹介
三成美保[ミツナリミホ]
奈良女子大学生活環境学部教授
笹沼朋子[ササヌマトモコ]
愛媛大学法文学部講師
立石直子[タテイシナオコ]
岐阜大学地域科学部准教授
谷田川知恵[ヤタガワトモエ]
一橋大学ほか非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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