出版社内容情報
大学における政治哲学の教科書。政治的事象の原理的考察をふまえ、公正な社会の追求という政治哲学の課題にも応える。大学における政治哲学の教科書。その対象、方法、課題および全体像に関して政治的事象の原理的考察を踏まえ、政治哲学的な思考様式を明示。古代から現代へ、ミクロからマクロへ西洋と日本の比較という視点を念頭に置くとともに、公正な社会の追求という政治哲学の課題にも応える。
寺島 俊穂[テラジマトシオ]
著・文・その他
目次
第1部 政治哲学のパラダイム(政治哲学とは何か;古典的政治哲学―ソクラテスとプラトン;近代の政治哲学―ホッブズを中心に ほか)
第2部 近代国家の再検討(民族と国家―国民国家と民族問題;主権と国家―国家主権と国籍条項;言語と国家―民族語と国際語 ほか)
第3部 政治哲学の再構築(政治の意味―アレントを基軸に;共和主義の再生―シュトラウスとアレント;開かれた社会の哲学―ポパーとフェーゲリン ほか)
著者等紹介
寺島俊穂[テラジマトシオ]
1950年東京都に生まれる。現在、関西大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。