目次
第１部 保育政策における営利法人の位置づけ（ベビーホテル問題以前の保育政策―営利法人を放置；ベビーホテル対策と営利法人―営利法人に対する規制；営利法人に対する政策の変容―健全育成・参入促進へ；子ども・子育て関連三法が営利法人の参入に与える影響）
第２部 営利法人が提供する保育サービスの検証（保育サービスをどのように評価するか；営利法人が経営する保育所の事業実施状況に関する比較分析；営利法人が提供する保育サービスの構造評価による比較分析；営利法人に対する保育政策の課題と展望）
補論 営利法人を取り巻く新たな動向
著者等紹介
石田慎二［イシダシンジ］
１９７５年大阪府生まれ。１９９８年大阪市立大学生活科学部人間福祉学科卒業。２０００年大阪市立大学大学院生活科学研究科人間福祉学専攻前期博士課程修了、修士（学術）。２０１４年同志社大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士課程（後期課程）修了、博士（社会福祉学）。現在、帝塚山大学現代生活学部こども学科准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ゆう。
20
保育所は公共性が高く2000年代に入るまで営利法人の参入は認められていなかった。しかし、規制緩和がすすみ、市場原理の中で待機児童対策などが目指され認められるようになる。本著は営利法人参入は避けられない立場で課題を研究したものである。僕は保育に儲けの論理を入れること自体が間違いだと思うのだが…2020/04/05
