内容説明
被疑者というだけでなぜ身体拘束されるのか。裁判員制度導入後3年経ち、いま「保釈」が裁判員制度との関係で見直され、弁護士だけでなく裁判官も注目している。本書は、保釈を、歴史的・比較法的に考察、刑事実務を批判的に解説、座談会で、課題・展望を明らかにした刑事実務・研究者必読・必携の書。
目次
第1部 保釈の理論(立法過程から見る日本の保釈制度―保釈制度はどのように議論されてきたか;アメリカにおける保釈制度と手続;ドイツにおける身体拘束制度と保釈制度とその現状)
第2部 保釈の実務(保釈の請求;保釈請求から決定に至るまでの手続;保釈の原因;保釈の条件;保釈の決定から執行までの手続;保釈の失効;再保釈)
第3部 保釈の課題と展望―座談会(保釈制度の理念と刑事手続上の位置づけ;起訴前保釈について;権利保釈とその除外事由 ほか)
著者等紹介
丹治初彦[タンジハツヒコ]
弁護士(兵庫弁護士会)、神戸学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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