内容説明
日本が、世界経済に大きな影響力を持つほどまでに発展してきた過程で、勤労者の健康度が高く、精神的、体力的機能のよい状態が続いてきたという事実は、忘れられていたようである。戦後の日本人の疾病構造は、治療期間が長期化する、慢性型の成人病の時代に変わった。医療費負担の増大だけでなく、長期疾病休暇の増加は、生産性や業績の低下に連動し、企業にとって憂慮すべきリスクファクターとなっている。こうした勤労者の健康問題にいち早く気がついた企業は、その対策に乗り出した。それら先進事例の貴重な実績と成果は、さまざまな示唆を与えてくれる。
目次
事例編(三菱電気;東芝;日本電気;多田野鉄工健康保険組合;富士電機〈川崎地区〉;大阪ガス)
座談会 企業フィットネスの変遷と展望
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