内容説明
家族法の各分野の専門家が具体例をもとにわかりやすく解説。家事事件手続法や親権の制限等、最新の立法・法改正に対応。国際化、高齢化、科学技術の進展等による家族像の変容を考察。
目次
家族法の基礎知識―家制度から家庭へ
婚姻の成立―法律上の夫婦となるには
内縁関係―婚姻届を提出できない関係・提出しない関係
夫婦の法律関係―婚姻によって生じる権利義務とは
婚姻の解消―離婚
実子(嫡出子・非嫡出子)
養子―親子をつくる
親権と子どもの保護
高齢者の生活保障と法―老後の生活をだれが助けてくれるのか
死亡と相続
相続人と相続分―誰がどれだけ相続するのか?
相続財産・遺産分割―残された財産は何をどのように相続すればよいか
遺言と相続―遺言をのこすことで死後も自分の財産を自由に処分できる
国際的な家族関係
家族関係の紛争処理―夫婦・親子・親族間のもつれた糸を解きほぐす紛争処理システム
著者等紹介
中川淳[ナカガワジュン]
広島大学名誉教授・法学博士
小川富之[オガワトミユキ]
近畿大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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