美しいプランクトンの世界―生命の起源と進化をめぐる

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  • サイズ A4判/ページ数 215p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784309253084
  • NDC分類 468.6
  • Cコード C0045

出版社内容情報

海の浮遊者たちが、あらゆる生命をもたらした! 多様で豊かな、ときに奇妙なプランクトンの世界を、写真とともに紹介する決定版!

【著者紹介】
フランス国立科学研究センター(CNRS)名誉ディレクター。ヴィルフランシュ・シュル・メール臨海実験所にCNRSとパリ第6大学、ピエール・エ・マリー・キュリー大学(UPMC)の細胞生物学研究室を設立。

内容説明

太古から生きてきたプランクトンの世界を最新の生命科学の研究成果を踏まえ高精細な写真とともに紹介!

目次

はじめに プランクトン、浮遊する世界
世界のプランクトン
単細胞生物―生命の起源
刺胞動物と有櫛動物―祖先の形
軟体動物と甲殻類―多様性の王者
毛顎動物、環形動物、尾索動物―矢とチューブと網

著者等紹介

サルデ,クリスティアン[サルデ,クリスティアン] [Sardet,Christian]
フランス国立科学研究センター(CNRS)名誉ディレクター。米カリフォルニア大学バークレー校にて博士号を取得。ヴィルフランシュ・シュル・メール臨海実験所にCNRSとパリ第6大学、ピエール・エ・マリー・キュリー大学(UPMC)の細胞生物学研究室を設立。多数の学術論文を発表している。先ごろ、仏科学アカデミーの海洋学部門で大賞を受賞。自ら企画したドキュメンタリー、アニメーション、DVDは数々の賞に輝き、EMBO(欧州分子生物学機構)より、生命科学の広報活動に対してのヨーロッパ賞を授与された

吉田春美[ヨシダハルミ]
上智大学文学部史学科卒業。フランス語翻訳家

粟津智子[アワズサトコ]
京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了。博士(理学)。専門はホヤの発生遺伝学。ノルウェー、サルス国際海洋分子生物学研究所の博士研究員を経て、翻訳に携わる

広海十朗[ヒロミジュウロウ]
日本大学生物資源科学部海洋生物資源科学科教授。専門は海洋浮遊生物学、海洋環境学。日本プランクトン学会評議員、日本プランクトン学会報編集委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

94
副題にある様に、原始的な形状、生活環から、生命の起源や進化のメカニズムに迫れるかとも思いましたが、その形態を眺めるだけでは想像する事は難しいですね。 見所は沢山会って紹介しきれませんが、最も驚きがあったのは、有鐘繊毛虫が作るロリカと言う殻の電子顕微鏡写真。自身を守る為に更に小さな死骸や殻かな?を固めたもの。見事な造形とキショさを共有したい(でもね、良い検索ワード見つからず)。 後ね透明な身体、ビードロ細工みたいに見えるものは平気。寧ろ美しくもあるけど、不透明になるとたちまちキショい。目を覆うって発見。2020/07/24

らぱん

55
透明または半透明で、時に蛍光を放って輝く色とりどりの様子、形状は緻密にデザインされた古代の建築物か未来の乗り物のよう。近年の顕微鏡や写真の技術向上により映された姿は妖しく美しい。また拡大でエイリアンかモンスターかと思うような個体もあった。プランクトンは海洋生物の98%を占め、生態系を支え、環境を変化させる力がある。小さきものたちへの興味が広がった。生命の起源や進化の歴史とプランクトンの関係、頭足類や甲殻類の卵や幼生もプランクトンであるというような定義からクリオネが翼足類と言う名で分類されることも知った。↓2019/09/20

つちっち

14
プランクトンとは、水流に浮遊する生物全体を意味するので細菌からクラゲや甲殻類の幼生までと広く紹介されていました。単細胞生物プランクトンの造形は面白いものが多くあり、惑星や雪の結晶、電子部品のようなものまで。円石藻・有孔虫、放散虫が炭酸カルシウムなどで分泌形成した骨格は幾何学的な模様で人工的で緻密な美しさがありました。解説は為になるけど見ているだけで楽しい、顕微鏡が欲しくなる1冊です。QRコードから動画も見られます。2021/05/05

ぱんちゃん

14
[本屋にて]本当に美しかった。もっとじっくり微にいり細にいり眺めたかったくらいです。画家、堀文子さんを思い出しました。自宅の庭にバケツを置いて顕微鏡で眺める姿が、おばあちゃんというよりも可愛らしい幼女のようで。庭を整える様子がターシャチューダーのようで。作品もとてもかわいくて一時期画集を何度も何度も図書館で借りて眺めていました。この図鑑ほしいなぁ。家にあったら子供が怯えるだろうか……。2015/01/09

itokake

11
プランクトン写真集。説明も写真も構成も100点満点。研究者であるサルデ氏が一般向けに分かりやすく解説し、魅力あふれる写真を、生物分類に従って配置している。海洋のバイオマス(生物量)の98%がプランクトンで、人が呼吸する酸素の半分を作ってくれるありがたい存在。「毛顎動物、環形動物、尾索動物」の章に「矢とチューブと網」というシンプルでガツンと来る副題がついてセンスを感じる。有鐘繊毛虫が作る殻(ロリカ)は、まるで芸術品。ツノモ属の1種は、指を開いて光合成を最適化し、暗くなると指を閉じる。円石藻は気候にも作用。2022/02/22

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