内容説明
本書は、イギリス福祉国家のプランナーとも称されているシドニーとビアトリス・ウェッブ夫妻の生涯と思想、そして彼らの歴史的意義を研究対象とするものである。
目次
ウェッブ夫妻の時代
ビアトリス・ウェッブの思想形成
シドニー・ウェッブの思想形成
ウェッブ夫妻とフェビアン協会
社会主義コモンウェルスの構想
イギリス社会民主主義の形成と展開
イギリス福祉国家の理念と政策
後半生のウェッブ夫妻
ウェッブ夫妻の今日的意義
1980年代のイギリス社会民主主義
1990年代のイギリス社会民主主義
ブレア労働党政権の地方分権改革
Liberty and Equality:A Consideration of British Social Democracy since the 1880s
著者等紹介
名古忠行[ナコタダユキ]
1942年京都府に生まれる。1968年同志社大学大学院法学研究科修士課程修了。1988~89年オクスフォード大学ナフィールド・カレッジおよびラスキン・カレッジにて研修。岡山大学法学博士 山陽学園大学教授。専攻、政治学・英米政治思想史
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