内容説明
農業できちんと稼ぎ、理想のライフスタイルを実現させる「脱サラ農業」の手引き。みずから脱サラ農家をしながら、農業専門コンサルタント・農業スクール代表として多くの「農業素人」に就農サポートを行なってきた著者が教える、農起業を成功に導く実践ノウハウ!
目次
1章 1年後にムリなく就農できる7つのステップ
2章 ゼロから農業を始める前に知っておくべきこと
3章 脱サラ農業6つの壁を超える実践ノウハウ
4章 強みを生かす脱サラ農家の経営術
5章 ライフスタイル別農業モデル
6章 幸せな脱サラ農家が増えるために必要なこと
著者等紹介
田中康晃[タナカヤスアキ]
合同会社エースクール農業起業塾代表、行政書士。昭和47年生まれ。平成18年農業コンサルタント事業開始(行政書士コンサルタント事務所)。平成23年よりこれから農業を始めたいと考える就農希望者向けの「農業塾」を開始。平成24年農業塾事業法人化と同時に、神戸市で農地を賃借して農業も開始。これまで多くの就農希望者に農業を始める際に必要となる知識、技能、ノウハウについて指導を行なってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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カレー好き
29
農業を始めたい。土いじりが好きだから。人間関係に疲れたから。田舎に住みたいから。そんな単純なことで手を出せるほど甘くない。法改正で企業参入しやすくなったり、加工業など多角化がトレンドであったり。これにも勝てるやり方があるのだろう。農家も高齢化し、一定の保護があることはチャンス。まずは農業体験を。著者は農業起業スクール代表で甘くない現状と農業の魅力がバランスよく伝わり好感を持った。☆3つ2018/02/12
yk
9
さらっと。ざーっとどのくらいで農業を始めれて、どのくらい大変で、お金はどうでっていうことがコンパクトにまとまっている。農業は人手が不足しているのにハードルはめちゃくちゃ高い。必要なのに高齢化、人手不足ということなのでチャンスがあるといえばチャンスがあると思う。2022/01/17
ばしこ♪
3
時間が欲しいから、人付き合いが苦手だからなんて理由で農業を選ぶのはあまりにも軽薄です。そして確かに分かったことは…僕には向いていない笑2025/02/23
さーふアザラシ
3
ゼロからはじめるには、タイヘンだ。道具、土地、知識、制度、法律を考える。コンサルらしいPDACを入れる。農業に合う土地も意外と少ない。 2022/01/10
ゆうき
2
脱サラからの新規就農をどのような手順で進めばいいかをわかりやすく解説した本です。行間も広く読みやすく、サクサクいけます。難しいところはザックリと書かれているので本当に検討を始めたばかりの人にはちょうど良さそうです。裏を返すと、全体的に中身薄くあっさりしているので、この1冊で新規就農について理解するのは難しく感じました。2022/12/07