目次
問題提起と予備的考察
第1部 私人間における基本権保障の理論―ドイツにおける学説状況(序説的検討;伝統的な間接的第三者効力説―デューリッヒ説;伝統的な直接的第三者効力説―クライン説、ニッパーダイ説、ライスナー説;デューリッヒ学説に対する批判的検討;「新たな基本権理論」の展開とリュート判決 ほか)
第2部 私人間における人権保障の理論―わが国の学説状況(序説的検討;わが国の「私人間効力説を超えた立場」;わが国の私人間効力説の状況;芦部説にいう間接効力説;棟居説に見る「直接効力説の再構成」 ほか)
結びにかえて―残された課題
著者等紹介
三並敏克[ミナミトシカツ]
1943年京都市に生まれる。1966年立命館大学法学部卒業。1974年立命館大学大学院法学研究科博士課程(公法専攻)満期退学。京都学園大学法学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。