内容説明
本書では検討の対象を人権問題に限定し、それを国内の問題としてだけでなく「世界の中の日本」の問題として捉え直し、その具体的な現実を憲法の理念に照らしてあらためて検証してみようとした。第2版では、「2 人権各論」に「子どもの権利」、「平和のうちに生存する権利」および「基地をめぐる沖縄の人々の闘い」の三講を新たに加えた。
目次
1 人権を考える(近代的人権概念の成立;明治憲法の外見的人権;人権の歴史的展開 ほか)
2 人権各論(子どもと学校;子どもの権利;大学人と学問の自由 ほか)
資料篇(統治機構;非武装平和主義)