内容説明
本書では、まず、医療および介護の保障に関する基本理念、原則、法体系と構造を明確にする。次いで、その基本理念と原則を踏まえ、医療および介護を保障する具体的な方策がいかにあるべきか、いかに両者が連携すべきかを論じつつ展望を述べる。
目次
医療保障法・介護保障法の形成と展開
第1部 医療保障法(医療保障法の体系と構造―権利論の視点から;医療保険法の現状と課題;医療保障と医療供給体制の整備・再編 ほか)
第2部 介護保障法(介護保障法の体系と構造―権利論の視点から;介護保険給付の実態と課題;介護提供体制の組織と構造―サービスの質を保障する視点から ほか)
第3部 医療保障法・介護保障法の展望―個人、家族、地域との関わりで(医療保障法の展望;介護保障法の展望;個人、家族、地域と医療保障・介護保障―アジアと日本)