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内容説明
編著者たちが目指した教育的配慮の第1は、できるだけ各制度について事例をあげて解説し、民法上のそれぞれの制度が、現実社会で起きるどのような場合を想定して設けられたものであるのかを理解してもらうように務めたことである。紛争の構図を明らかにするために図解もできるだけ用いるようにした。本シリーズで民法の勉強をされる方は、読むときに、この事例の中に自らを置いてみるとよい。自分がここでのAの立場にあったらどう考えるか、Bだったらどうか。それはかなりの想像力を必要とする。編著者たちの経験では、この想像力を働かせることがかなり重要なのだ。そうすることによってはじめて条文の意味や教科書の理論を立体的に理解することができるのである。
目次
債権各論を学ぶための基礎知識
契約の成立
契約の効力
契約の解除
所有権移転型の契約
貸借型の契約
労務提供型の契約
その他の契約
事務管理
不当利得〔ほか〕