内容説明
マネーの流れから日本と世界の経済のしくみと動態をひもとく。
目次
第1章 マネーのからくりを考える―ポテトチップスから財テクまで
第2章 信用創造のからくりを考える―本源的金預金・当座預金・定期預金
第3章 一国のマネー需給のからくりを考える―金本位制からバブルまで
第4章 基軸通貨システムのからくりを考える―ドル体制の現状と将来
第5章 二つの債務危機のからくりを考える―アメリカの「双子の赤字」と第三世界の債務危機
第6章 欧州通貨統合実験のからくりを考える―物価安定主義とケインジアンとマネタリストとの綱引き
第7章 外国為替のからくりを考える―円高はなぜ生ずる
第8章 システム不況のからくりを考える―ポストバブル期ジャパンマネー