出版社内容情報
奔放な性生活を送っていた女は、理想の夫との出会いにより、快楽には愛が不可欠だと知る。だがそれゆえに女は夫の女性関係への嫉妬に狂う。『カトリーヌ・Ｍの正直な告白』著者の自伝的エッセイ
内容説明
愛ゆえに快感は高まり、嫉妬はより狂おしく―『カトリーヌ・Ｍの正直な告白』著者が綴る赤裸々な性愛の日々。自伝的エッセイ。
著者等紹介
ミエ，カトリーヌ［ミエ，カトリーヌ］［Ｍｉｌｌｅｔ，Ｃａｔｈｅｒｉｎｅ］
フランスの現代美術誌『アート・プレス』の創刊者・編集長。美術に関する多くの著作を出版し、国際的美術展のフランス代表委員を務めるなど、その名は美術界で広く知られている。『カトリーヌ・Ｍの正直な告白』（早川書房刊）では、知識人として著名な彼女が、その奔放な性生活を赤裸々に語ったことで、フランスのみならず世界的なセンセーションとなった。性と愛する夫への強い嫉妬の感情を扱った『嫉妬の日々』は、その文学性が高く評価され、フランス最高峰のゴンクール賞にノミネートされた
那須英子［ナスエイコ］
ブルゴーニュ大学文学部修士資格取得、フランス文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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バーベナ
4
ある女性の独白。パートナーあってのことなのに、そこまで赤裸々に綴っていいの？！読んじゃったよ？と、思わずこちらが申し訳なくなるほど。性欲・愛へ向けるエネルギー値が高すぎて、スタミナの違いを感じた。ただ、後半になって、彼女生い立ちが分ってくると、少し共感できる部分も出てくる。2013/06/26
